コラム
2026.01.30
スマホ決済の仕組みや種類を解説!店舗に導入する効果とは?
- 基礎情報
キャッシュレス化が急速に進む中で、スマートフォン一つで会計を完結できる「スマホ決済(スマートフォン決済)」を利用する人が増えています。しかしスマホ決済を導入していない店舗さまにとっては、どのアプリを選べばよいのか、レジでどのように操作すればよいのか不安に感じることもあるでしょう。本記事では、スマホ決済の基本的な仕組みから種類、メリット、具体的な使い方、さらには困った時の対処法まで分かりやすく解説します。
スマホ決済の仕組み
スマホ決済は、端末にインストールしたアプリや内蔵チップを利用して支払う、キャッシュレス決済です。主な種類として、バーコードやQRコード(※1)を読み取るタイプと、端末を決済専用端末にかざす非接触ICタイプがあります。これらを利用することで、現金を持ち歩かなくてもさまざまなお店でスムーズに支払いが完了します。
(※1)『QRコード』は株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
支払い元との関係性
スマホ決済は、銀行口座やクレジットカード、チャージした残高と紐づけて利用します。アプリが支払い元と店舗の間を仲介することで、現金を出さずに決済を完了させる仕組みです。
主な支払い元の種類は以下の通りです。
・銀行口座:登録した口座から直接引き落とされる
・クレジットカード:カード決済として後日請求される
・チャージ残高:事前に現金や銀行口座からチャージ(入金)した分から使う
例えば、銀行口座を登録しておけば、支払った瞬間に代金が引き落とされます。お客さま自身の支出管理のスタイルに合わせた支払いが可能になるのです。
スマホ決済のメリット
会計の時短と効率化
スマホ決済を導入すると、レジでの会計時間が大幅に短縮されます。画面のバーコードを提示するか、専用端末にかざすだけで決済が完了するためです。
小銭を探したり、お釣りを受け取ったりする動作が不要になるため、レジに並びたくないお客さまに重宝されます。
各種決済方法の違い

スマホ決済は、現金や従来の支払い方法とは「スピード」と「還元率」が大きく異なります。また、同じスマホ決済の中にも、コードを読み取る方式と端末をかざす方式があり、それぞれ操作性や向いている店舗が違います。
コード決済と非接触型の違い
スマホ決済の操作方法は、バーコードなどを使う「コード決済」と、端末をかざす「非接触IC型」に分かれます。これらの違いは、決済時のアプリ操作の有無です。
| 項目 | コード決済(QRコード・バーコード) | 非接触IC型(タッチ決済) |
| 操作方法 | アプリを起動して画面を提示 | 端末を専用リーダーにかざす |
| スピード | 数秒〜数十秒(アプリ起動も含め) | 一瞬(画面操作不要な場合が多い) |
| 特徴 | キャンペーンや還元が豊富 | 鉄道の改札などでも使える |
| 主なサービス | PayPay、楽天ペイ、d払いなど | Apple Pay、Google Pay、Suicaなど |
現金払いとの違い
スマホ決済と現金払いの大きな違いは、支払いのスピードとポイント還元の有無です。スマホ決済は物理的な貨幣のやり取りが発生しないため、会計が数秒で完了します。
回転率を重視したい店舗さまにとっては、スマホ決済の導入は多くのメリットを享受できるでしょう。
支払いタイミングで選ぶ、スマホ決済3タイプ

スマホ決済は、代金を支払うタイミングによって「前払い」「即時払い」「後払い」の3タイプに分けられます。それぞれの特徴を整理しました。
| タイプ | 支払いタイミング | 特徴 |
| 前払い型 | 事前にチャージ | 予算内で使える |
| 即時払い型 | 会計時に即引き落とし | 残高管理がしやすい |
| 後払い型 | 翌月にまとめて支払い | チャージの手間がない |
毎朝のルーティンとして~1,000円程度のコーヒーを購入する方が多いカフェでは前払い型の利用、支払金額が大きくなりがちな居酒屋や高級業態では、後払い型のクレジットカードなど、業態によってお客さまから必要とされる支払い方法が異なっていたりもするため、自店の業態に適したスマホ決済を確認しましょう。
スマホ決済導入時の店舗オペレーション
スマホ決済を導入する際、店舗オーナーさまが最も気にかけるべきは「現場のスタッフがスムーズに扱えるか」というオペレーション面です。お客さまにとって便利な決済も、レジでの操作が複雑であれば、かえって会計待ちの列を作ってしまう原因になりかねません。ここでは、主要な運用方式と効率化のポイントを解説します。
ストアスキャン方式とユーザースキャン方式の違い
コード決済(QRコード決済)の読み取り方法は、大きく分けて2つのパターンがあります。自店の規模や予算に合わせて選定しましょう。
■ ストアスキャン方式(CPM)
お客さまがスマホ画面に提示したバーコードを、店舗側のリーダー(専用端末やハンドスキャナー)で読み取る方式です。
・メリット: お客さま側の操作負担が少なく、読み取りが一瞬で終わるため、レジスピードが非常に速いのが特徴です。スーパーやコンビニ、回転率重視の飲食店に向いています。
・デメリット: 読み取り用の専用端末を用意する必要があるため、初期費用がかかる場合があります。
■ ユーザースキャン方式(MPM)
店舗側が掲示したQRコードを、お客さま自身のスマートフォンカメラで読み取ってもらい、金額を入力して決済する方式です。
・メリット: QRコードが印刷されたPOPを置くだけで始められるため、専用端末が不要で初期費用を安く抑えられます。
・デメリット: お客さまご自身で金額を入力するため、入力ミスがないかの確認作業や、慣れていないお客さまへの操作案内が必要となり、会計に時間がかかる場合があります。
スタッフ教育のポイントと負担軽減
「新しいシステムを導入すると、アルバイトスタッフが操作を覚えられるか不安」という声をよく耳にしますが、実はスマホ決済の導入は新人教育のコスト削減に繋がります。 現金の受け渡しが発生しないため、「お釣りの計算ミス」や「渡し間違い」といった、新人スタッフが起こしやすいミスを物理的に無くすことができるからです。 教育時は、「どのボタンを押して待機するか」という基本操作に加え、「お客さまが画面を出していたら、まず『バーコード決済ですね』とお声がけする」といった一連の流れをマニュアル化しておくとスムーズです。
POSレジ連携による「二度打ち」の防止
運用面で最も注意が必要なのが、POSレジと決済端末の連携有無です。 連携していない場合、会計時に「POSレジで金額を入力」し、さらに「決済端末でも同じ金額を入力」するという「二度打ち」の手間が発生します。 忙しいピークタイムに二度打ちを行うと、打ち間違いによる金額ズレが発生しやすく、閉店後のレジ締め作業で原因究明に何時間もかかってしまうリスクがあります。 これから導入を検討される場合は、「金額が自動で決済端末に飛ぶ(POS連携済み)」システムを選ぶことが、長期的な人件費削減とミス防止の鍵となります。
店舗側が知っておくべきトラブル対応と対策

システムには予期せぬトラブルがつきものです。いざという時にレジ前で慌てないよう、店舗側で準備しておくべき対応策を紹介します。
お客さまの決済エラー時の対応フロー
「残高不足」や「限度額オーバー」で決済エラーが出た際、お客さまは焦ってしまったり、不快に感じられたりすることがあります。 スタッフには、エラー画面が出た際に「通信エラーか、残高不足の可能性があります」と冷静にお伝えし、「現金や他のカードはお持ちですか?」と即座に代替案を提示するトークを教育しておきましょう。 エラーの原因究明にお客さまと一緒に時間を費やすと、後ろに並んでいる他のお客さまの満足度を下げてしまいます。スムーズに切り替える誘導が重要です。
入金サイクルとキャッシュフローの管理
現金払いと異なり、スマホ決済の売上は後日入金されます。そのため、仕入れの支払いや給与支払いのタイミングに間に合うよう、キャッシュフローの管理が必要です。 入金サイクルは決済代行会社によって大きく異なります。「月末締め・翌月末払い」のサービスもあれば、「月6回入金」や「翌日入金」に対応しているサービスもあります。 特に自転車操業になりがちな開業直後や、現金仕入れが多い業態の場合は、手数料の安さだけでなく、入金サイクルの早さや頻度もしっかり確認して選びましょう。
電波障害やシステムダウン時の備え
スマホ決済はインターネット通信を利用するため、店舗のWi-Fiトラブルや通信キャリアの障害時には利用できなくなる可能性があります。
・通信環境の確保: 安定した店舗用Wi-Fiを用意するほか、決済端末自体が4G/5G回線を搭載しているモデルを選ぶと、Wi-Fiが落ちても決済を継続できます。
・アナログなバックアップ: 万が一のシステムダウンに備え、電卓と手書き領収書をレジ周りに常備しておき、現金会計のみに切り替えて営業を続けるルールを決めておきましょう。
スマホ決済導入に関するよくある質問(店舗向け)
初期費用や決済手数料の相場は?
導入にかかる初期費用(端末代など)は、キャンペーン等で無料になるケースも増えていますが、数万円程度かかる場合もあります。 ランニングコストとなる「決済手数料」の相場は、一般的に決済金額の1.98%~3.24%程度です(例:1,000円の会計で約32円の手数料)。 一見するとコスト増に見えますが、現金の管理コスト(銀行への入金手数料、両替手数料、レジ締めにかかる人件費)や、集客効果を加味すると、手数料以上のメリットを得られるケースが多くあります。最近では、飲食業界などに特化して手数料をさらに抑えたサービスも登場しています。
個人店でも導入審査は通る?
法人だけでなく、個人事業主の店舗さまでも問題なく導入可能です。 申し込みには一般的に、本人確認書類、営業許可証、店舗の内観・外観写真、売上入金用の口座情報などが必要です。 審査期間はサービスによって異なりますが、早ければ数日、長いと数週間かかる場合があります。オープン日が決まっている場合は、余裕を持って申請を行いましょう。
まとめ:スマホ決済は「店舗の利益率」と「顧客満足度」を高める投資

本記事では、スマホ決済の基本的な仕組みから、店舗運営における具体的な導入メリットや注意点を解説しました。
スマホ決済の導入は、単に利便性を上げるだけではありません。レジ業務の効率化によって回転率を上げ、スタッフのミスを減らし、結果として店舗の利益率を向上させるための重要な投資です。
導入にあたっては、以下の3点を軸に自店に合ったサービスを選定しましょう。
1. POSレジと連携しているか(二度打ちの手間とミスをなくす)
2. 決済手数料は適正か(利益を圧迫しない低手数料を選ぶ)
3. 入金サイクルは合っているか(資金繰りに無理のないサイクルを選ぶ)
これらの条件を満たす最適なシステムを選ぶことで、日々の店舗運営は驚くほどスムーズになります。
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・手数料が飲食業界最安級のため、利益率が向上
・2回、6回の選べる入金サイクルで、資金繰りを改善
・「ダイニーPOSレジ」と連携することで、「二度打ち」オペレーション減少
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